さて、今日はアストロシティの音関係をいじる事に。
アストロのスピーカーは左右に二個付いてるので
一見ステレオのようですが、
配線はモノラル二分配になってます。
これは、アストロが登場した当時(1993年頃)はステレオ出力のゲームが
ごくわずかだったからでしょう。
昔のアーケードの統一規格であるJAMMA企画も音声はモノラルです。
しかし、これではグラIVやサラマンダ2のようなステレオ音声に対応した
基板でも本来の音で楽しむ事ができません。
音にこだわる男としてここはステレオ改造するしかあるまい。

…と大層なことを言ってますが、ステレオ化は至って簡単。
下部ハッチを開けると音声配線上に
モノラルを二分配させてるコネクタがあるので
そいつを抜いてステレオ音声を入れてやるだけ。
基板から直に出てるSP出力ならアンプも不要です。
(赤と白のライン出力だとアンプかまさないとダメですが…)
コネクタさえ作ればいろんな基板に対応できます。

サラマンダ2のテストモードで確認。
ちゃんとステレオで鳴ってました。
ステレオ出力できてるかテストする項目があるので便利。
アストロのスピーカーはなぜかインピーダンスが4Ωなので
ボリュームを極限まで落とさないとやかましいです。
マンションじゃなかったら大音量で楽しむのになぁ…
うーん、しかしこれ、過電流でスピーカーや基板に
悪影響出そうで怖いかも。
今までいろんなゲーセンを回りましたが
JAMMAのステレオ対応ゲームで
ステレオ改造してるゲーセンは全くといっていいほど
ありませんでした。(ネオジオ筐体は別)
どうせ周りの音で聞こえないだろう、と
思ってのことでしょうが…
それにしても、いじってばっかで
ゲームあんまり遊んでないな…
テーマ:ゲーム音楽 - ジャンル:ゲーム
- 2006/05/22(月) 01:16:21|
- アーケード基板
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